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ウィジット

ブログ上に楽天ウィジットを貼り付けてみました。

サイズが少し小さいですね。

でも、もう一段大きいとはみ出てしまいます。

ウィジットの内容についても私の好みの物にするか

楽天からのお勧めにするか悩みましたが

後者を選択してみました。

過去に紹介した映画などを貼り付けようか

考えましたが、とりあえず今のスタイルで置きます。

しかし、テンプレートの横幅サイズとウィジット・・・

ぴったりしませんね。

テンプレートを変更しないと無理なのでしょうね。

「映画」などの紹介につきましては過去記事を覗いてみてくださいね。
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出会い (70)

アイラと約半年ぶりに会った
少々遠いけれど己の病気の不安
でも、会いたいから車で走っていった。
顔を見て話がしたかった。

久しぶりのアイラは以前と変わりなく
元気な姿だった。

一緒にお茶を飲み
食事をし
夜景の見えるバーで話をする。

以前から時々逃避していたアイラ
夜景の見えるバーで
始めて理由を知った。

アイラ自身に病気がなければ
休学などしなかっただろう
だが、いじめ(セクハラ)と
病気のダブルパンチで沈み込んでしまった。

病気の難病だけでも薬漬けで大変なはずで
朝起きるのも大変と言っていた。
それに追い打ちを掛けるようにセクハラだ。

あれほど元気で強いアイラでも耐えきれなくなった。

遠くまでアイラに会いに来て
始めてアイラの口から話を聞いた。

楽しくアイラと色々話をし
アイラから休学に至った真実も聞いた。

夜景を見ながらカクテルを飲み
話をしていると
アイラが乗る終電の時刻も近づいてきた。

2人で店を出る
アイラが乗る地下鉄入り口は目の前だ
別れ際
アイラに軽くキスをした。
私が乗るタクシーはすぐに捕まった
「じゃあアイラ・・・
 病気が良くなると良いね」
「分かった、貴男も体を大事にね」
「じゃあ、お休みアイラ」
私はタクシーに乗り込み少し窓を開ける
タクシーはゆっくりとビジネスホテルに向けて動き出す
少し開けた窓からアイラの声が聞こえる
「明日も気をつけて帰ってね~!」
背中から聞こえる
久しぶりのアイラの元気な声・・・

アイラは休学して本当に元気になるのだろうか
いや、元気になってほしい
難病を克服してほしい

帰りのタクシーの中
アイラが心身共に元気になることを願っていた。


テーマ : 出会い - ジャンル : 恋愛

出会い (69)

久しぶりにアイラと会い
お茶を飲みながら話をし
食事をして話をし
そして、夜景が見えるバーで
カクテルを一緒に飲みながら話をする。

久しぶりに十分に話をした。

カクテルなどは滅多に飲まないが
アイラが横にいるからなのか
美味しく感じる。

残り少なくなった時間も楽しく過ごす

夜景を眺めながらカクテルを飲んでいると
アイラが突然に話し出す

私の地元にいた頃の話を・・・

「あたし、病気あるでしょ」
「ああ、分かっているよ」
「病気のことも大変なんだけれど
 そのせいなのか人間関係も大変だった」
「一体何があったの?」

「実は大学の仲間から意地悪されていたの」

「だから具体的に言うとどんなこと?」

「ある人がこう言うんだ
 おまえ病気持ちなんだろ
 医者になってその病気が治せるのか!?
 治せるはずもないのに医者になれるのか!
 って酷いことを言われるんだ」
「そんなこと聞き流していれば良いじゃないか」
「違うんだ、何かことがある度にグチグチと言われる
 おかげで私の体調はどんどん悪くなるよ!」

「そっか、大変だね」

「毎日のように言われて・・・
 仲間からも病気からも逃げたくなった」

私も大病持ちだが今は安定している
だが、アイラに対してどんなことを言ったら良いのか
全く分からなかった。

アイラは私が想像するする以上に辛かったのだろう
だから、休学することまで決意した。
賢いアイラが決意したのだから
余程の思いだったに違いない。

「アイラ、理由は分かったから
 今はアイラ自身の療養を第一に考えて!」
私には精一杯の言葉だった。

初めて出会ったとき
どん底状態の私に「元気」を与えてくれたアイラ。

私の病気は悪くなることはあっても
自然に良くなることはない。

だが、今は私がアイラを元気付けてあげたい。



テーマ : 出会い - ジャンル : 恋愛

出会い (68)

アイラとの久しぶりの食事は終わった。

時間はまだある

場所を変えて楽しく話をすることにした。

アイラが知っている夜景の見えるバー。

私はアルコールはあまり飲まないが
雰囲気も良さそうだからアイラと店に向かった。

レストランからはそう遠くなかった
夜景が見える場所だからエレベーターで上に行く。

ドアが開くとすぐに店だった。

店内に入り夜景が見える席に陣取る。

「さて、綺麗な夜景もよく見えるし
 アイラは何を飲む?」
「あたしはカクテルにする」
「そっか、じゃあ私も同じものにするよ」

あまり飲まない私には何でも良かったが
出されたカクテルの色合いは夜景と同じで綺麗だった」

「じゃあ、久しぶりの再会にカンパイ!」

味は悪くなくて女性向きに感じた。

夜景を眺めながらカクテルを飲む
横にはアイラがいて幸せを感じていた。


すると久しぶりに・・・

突然に・・・

アイラが休学したことについて話し出した。

「あたし病気があるでしょ!」
「ああ、知っているよ」
「実は、それだけでの理由ではないんだ・・・」

私は心の中でアイラが度々逃避していたことを思い出していた。


テーマ : 出会い - ジャンル : 恋愛

出会い (67)

アイラと数ヶ月ぶりに会った
たったの数ヶ月だが
私には長く感じられていた。

久しぶりのアイラは細身なはずなのに
ほんの少し太ったかな?
太ってもまだ標準までの体重には届いていないだろう。

やはり地元に戻って精神的に
リラックス出来ているからかもしれない。

2人でデパートの中を歩く
アイラに会いに来たのだから
一緒に色々眺めているだけで十分だった。

歩き回ればお腹も空いてくる。
「アイラ何か食べに行こうよ」
「何にする?」
「好き嫌いはないから・・・
 アイラは何を食べたいの?」
「う~ん、じゃあトンカツはどう?」
美味しいところがあると連れて行かれる。
アイラは魚が嫌いだからやはり「肉」だww

店に着くと案の定混んでいる
2人で待合の椅子に掛けて待つ。
アイラと待っていると時間はすぐに去り
店内に入る。

「アイラ、ここのトンカツそんなに美味しいの?」
「美味しいよ、高校の時から来ているし・・・」

運ばれてくるトンカツを見ると
皿に乗ったトンカツではなく
熱々の鉄板に乗ったトンカツだった。
一瞬「夏に食べるものではないな」と思ったが
味には興味があった。

味は特別に美味しいものではなかったが
アイラとだから全く気にならない。
アイラは「どう?美味しい?」と聞いてくる
私は正直に「まあまあだね」と答える
アイラは黙っていた。

既に十分に会話はしているが
まだ満足できていない。
アイラが自宅に戻るまでには時間がある。

「アイラ沢山食べたし
 何処か静かに座って話が出来る場所はある?」
「何処が良いかな?
 あっ、夜景が見えるバーがあるけれど
 行ってみる?」

私は元々アルコールはそんなに飲まないが
静かに話が出来れば良かった。
「そこはうるさくないよね?」
「大丈夫BGMだけだから」
「分かったじゃあ行ってみよう」

そのバーで楽しく話をするつもりだった

だがアイラから私の地元での話を聞かされるなんて
その時は思ってもいなかった。


テーマ : 出会い - ジャンル : 恋愛

出会い (66)

アイラが帰省して数ヶ月
ずっと顔を見ていない。

自身の病気のこともあるが
思い切ってアイラに会いに行くことにした。

少し遠いが車でひた走る。

ナビの案内は目的地まで残り僅かと表示している。

アイラに電話をし
「もうすぐだよ」と伝える
アイラは
「ホテルに着いたら少し休んでいて
 そして、4時に○△□の1Fに来て」
有名なデパートだしすぐに分かるだろう。

夏場の暑い中、ナビの案内は少々遠回りに感じたが
無事に目的のホテルに到着した。
予約しておいたとおり車を駐車場に入れ
チェックインを済ませ部屋に入る。
流石にビジネスホテルは狭いww
バスルームで汗を流し少し休もうとするが
こんな時間にそう眠れるはずもない。
少しだけベッドに横になり休んだが
少し早めに行くことにした。

表に出てタクシーを拾い目的地を告げる

ワンメーターに少しプラス程度で到着。

デパートの中の方が涼しくて良い。

中に入ってアイラに電話してみる。
すぐ電話に出た
どうやらアイラも既に中にいるようだった。
電話で場所の特徴を言いながら互いを捜した。

電話を片手に歩きながら探していると
目の前にアイラを見つけた。

数ヶ月ぶりに見るアイラの姿
夏場なのにスケスケの薄いスカーフを巻いている
少しおどけて
「寒いの?」とスカーフに触れて挨拶。

アイラは一呼吸おいて
「何処に行く?」
「そうだね、とりあえず
 座ってゆっくりコーヒーが飲みたい」
「分かった、すぐ近くにお店があるから」
2人で並んで歩きカフェに向かう

アイラと並んで歩くのもすごく久しぶりだ。

カフェに入りコーヒーを注文
アイラはジュースだ。

久しぶりに顔を見て話が出来る。

療養を兼ねて休学と言っていたが
今見る限り十分に「元気」だった。

つもる話を沢山してコーヒーも2杯目
やはりアイラと話していると
時間はあっという間に過ぎていく。


アイラは終電に間に合えばよいから
まだ時間は十分にあると言えるが
逆に考えれば
それだけの時間しかないことになる。

アイラは「少し歩く?」
と言うので、夕飯の時間まで
冷房の効いたデパートの中を
2人で歩くことにした。

2人で一緒に歩くことは
ごく普通のことだが
病気持ちの2人にとっては
すごく幸せな時間に感じられた。


テーマ : 出会い - ジャンル : 恋愛

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志郎さん

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