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出会い (18)

アイラと出会ってからずいぶん月日が経過し
すでに1年以上になる。
元々ストレス発散(お喋り)が目的で行った店。
たまたまアイラと出会った
細身で明るく元気
そして男のように強い面もある。
アイラは学生だからか話しやすかった
本業の女性はどうも性に合わない
と言うよりはアイラが特別で
どんな話でもノリが良かった。

出会った当初から電話してきて
私の病気のことを色々話していたのを思い出す。
「何故彼女は私に前向きにと言うのだろう」
そう思っていたがアイラも病気持ちで医学生であることから
その様な話をすることにも納得出来ていた。

だが、学生であることから
先のことなどは何も期待していなかったし
好意は持っても好きになることはないと考えていた。
しかし、先日一緒にお茶を飲んでいたときから
私の心の中に変化が現れてきた
私は若くもなく病気持ち
だから人(女性)を好きになることはもうないだろうし
その様な人を作ってはいけないと己に強く言い聞かせてきていた。
年もずいぶんと離れているアイラ
常識的に見れば釣り合わない2人だ
が、アイラと明るい太陽の下で話をしていると
私の心にかけた鍵が外れてしまった
好きになり将来辛い思いをするのは私だと分かっていた
だから、アイラに好意は持ってもそれ以上にならないようにしていた
アイラだって本気で私を好きになるはずはないと思っていた
でも、私自身、自ら鍵を外したのか
アイラがキーを持っていたのかは分からないが
鍵が外れた

心の鍵が外れたなら覚悟が必要
絶対に後悔しないという覚悟だ
と言うよりはすでに扉は開いてしまった
このまま前に進むしかない。

アイラと分かれて自宅に向かう車中
私はアイラを好きになることを決心した
そして、この先どうなろうとも後悔しないと心に誓った。
そう考えるようになってから
不思議とハンドルも軽く感じられ
暖かな季節、車の窓を開けて走ると
入ってくる風がとても心地よく感じられた。

次回、アイラが与えてくれたもの・・・

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出会い (17)

突然だが楽しい会話の中、
ごく自然にアイラから病気のことを聞いた
あまりにもあっさり言う返答
そして、目の前にいるアイラはすごく元気で
とても病気には見えない
あえて言えば、少し細身な点だけだ。
元々細身が好きな私だから
少しもアイラが病気だとは思ってもいなかった。

とにかく今は楽しく会話をしている。
互いの病気のことなど忘れて話が弾む。
そんな会話の中
自分でも思ってもいなかった言葉を自ら発していた
互いに高め会える女性が好きなんだ」
私自身こんなことを言うなんて自分でも驚いていた
あれほどにバイトでもキャバ嬢とは本気にならないと言い聞かせていたのに・・・

アイラはほんの少し間合いを置いて話を変えてきた
「私ね、少し太ったんだよ! 2kも」
え!?  何処が?
以前と変わらないくらいにスリムなアイラなのに・・・
するとアイラはおどけて仕草を交えて言った
「ここだよ」と言いながら両手で自分の胸を揺さぶる・・・
私「・・・・・・・・」

細身でものすごく元気なアイラ
どちらかと言えば怖いくらいに強気なアイラ
頭の切り替えも早くジョークも分かる女性
でも、私と同じように病気持ちだ。
だが不思議なことにアイラが側にいると
私の集中力は異常なほどに高まる
初めて会ってから1年以上が経過しているが
アイラとの話は殆ど覚えている。

アイラが若干ふざけて両手で胸を揺さぶる姿を見て
一瞬言葉が出なかった
出会った当初から私の病気を知って、いつも元気づけてくれていた
そして私は感じていた

私自身が心にかけた鍵が外れ

外れた鍵が奥深い谷底に落ちていく音を聞いていた。

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出会い (16)

今日からGW
みんな何処かに出かけただろうか?

休日が続き時間があれば店に行く
このような連休にアイラは結構バイトを休む
後で知ったのだがアイラの誕生日はGW中だった
「誰かと一緒に過ごしているのか?」と思ったりするが
恋人でもないのだから仕方がない
などと思っているとメールが入る
「休み中はいかがお過ごし?」
いかがも何もない、勝手にバイトを休んで!
どうやらアイラは同級生たちと楽しくしていたようだ。
「休み」はあっという間に過ぎ
またストレスいっぱいの仕事が始まる。
週末が待ち遠しい。

週末にはまたも店に行く
もう毎週のように行くのが習慣のようになっていた
キャバ嬢を恋人に・・・とは思ってもいないはずなのに
足は勝手に店に向かってしまう。
本来の理由はストレス発散だった
だが、アイラとの出会いでその理由も薄くなってきた
アイラに会い話をするのが楽しみで目的になっていった。
こんなに長い期間アイラと話をしていても全く飽きてこない。

暫くしてアイラとまたも「お茶」する機会が作れた

アイラとコーヒーでも飲んでいるとまるで「恋人」気分になれた
そんな時に以前から気になっていたことを聞いた
アイラはあっさりと返事を返してきた
あまりにも簡単に返答するのでびっくりしたし
元気なアイラからは想像も出来ない回答だった
アイラは「難病」を抱えていたのだった。

私が病気で元気がなく暗く沈んでいたときに出会ったアイラ
私に病気のこと色々と言っていたことを思い出した
医学生でありながら夜のバイトをし
すごく元気で明るいアイラからは想像も出来なかった
これで、私を元気づけようとしていた理由がハッキリした。

だが、そんな話を聞いても
一緒にコーヒーを飲んでいる元気なアイラを見ていると
「まさか・・・」
と思うほどに明るく元気だ
病気の私も見習わなければならないほどだ。
私の病気はハイリスク
アイラの病気は「難病指定」されている。
ふと、「病気」が2人をつないでいるのかな
心の隅でそう感じた「時」だった。

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出会い (15)

アイラは少々変わった女性である
小柄で細身、でもメチャ元気で声も大きいw
医学生だが色々と頑張っている
そう感じている私は
若くもなく病気持ちだが元気だ・・・
  とは言えない男
アイラと出会ったおかげで元気?だと感じる日々
だから月曜日などは憂鬱で仕方がない
週末までがとても長く感じるのだ。

何とか週の半ばになると少し元気が出てくる
「週末はもうすぐだ!」と思うからだろう。
人は楽しみが近づくと気持ちも違ってくるものだ。

すでにアイラとの初デートが終わって1週間
毎週フリータイムに会えるはずもない
まだこの頃は内心アイラに対しては線を引いていた。
本気で好きになって、辛い思いをするのは私だと思っていたから・・・
でも、週に一度のストレス発散はアイラがいないと無理だった。
来週の仕事のために店に行きアイラと話す。
もうこのパターンは結構続いていた。

そして、年末が近づいてきた
年末には当然クリスマス
そして私の誕生日もある。
そんな師走にアイラから
またも突然に重大なことを知らさせれることになった。
その重大なこととは・・・・。

出会い (14)

アイラと外で会うのは初めてだ
どんなふうに見えるのだろう?
私も約束の場所に向かう
若干高鳴る鼓動
店内に入る・・・
アイラは何処にいるのだろう
よく見ると一番奥の席に背を向けて座っていた。
静かに近づき向かい側に座ろうとするとアイラは気づいた
アイラがたどり着いてから時間はいくらも経過していないが
本を読んでいた。
私を見るなり「おはよー」と言う
もうそんな時はとうに過ぎている
私は「こんにちは」と返した。
アイラは着ている洋服が違うだけで
バイト時とそう変わらなかった
とにかく初めて外で見るアイラだ。
今日は時間が中途半端なのでお茶のみだw
アイラは読んでいた本を閉じて「何を飲む?]
そう聞いてきたから「アメリカン」で良いと言うと
アイラはさっと席を立って注文しに行き
私の飲み物を持ってきてくれた
お金は?と思ったが、どうやらアイラからごちそうになってしまった感じだ。
まあ、私がアイラのバイト先に行くことを考えれば安いものだw
お茶を飲みながら色々と話をする
相変わらず少し小さめで細身なのに
やたらと元気がよいアイラだった
そして日中に見るアイラは愛らしく見えた
色々と話をしているとアイラはすごく頑張っているようで
学業に夜のバイト、そして家庭教師までやっているようだった
そして突然に言い出した(いつも突然が好きなアイラだ)
「私理工系だからこんなことも出来るんだよ
 語学なんてたいしたことないよ」
どうやらアイラは私がバイト先で
「英語で点数稼ぎをしたのだろう」と言ったことを根に持っていたようだ
かなり前のことだが良く覚えていたものだ
おまけに化粧のことに対して言ったことまで覚えていて
ああ言った、こう言ったと大騒ぎ状態
なんなんだよこの女は!
楽しく話をしていたと思ったらずいぶん前のことを覚えていて
色々と文句を言ってきた。
私も変わった男だと思っているが
アイラも変わった女性だね!
そんな会話をしたが互いに怒りなどは全くなく
むしろ距離感が近く感じたほどだった。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去る
アイラも用事があるようだし
私もすべきことがあった
名残惜しいが今日は分かれることにした。
だが、明るく楽しい会話の陰に隠れた
アイラの「問題」のことには全く気がついていなかった。

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出会い (13)


アイラからのメールは嬉しかった
週に一度のストレス解放が出来ずにいたから
ストレスは溜まりに溜まっていた。
私の病気は継続中なので無茶なストレス解放は厳禁
スポーツなどは自殺行為に等しい。
映画も良いが一方通行
だからアイラと会話のキャッチボールはすごく楽しい
キャバ嬢だが学生のアイラと年の差がある私だが妙に話が合う
今までの人生でこれほど会話が楽しく感じる女性はいなかった
とにかくメールがあったのでアイラの顔を見に行くことにした。
久しぶりのアイラは何週間も会っていないのに
以前と変わらずの元気さだった。
「ずっといなくて何をしていた?」
「色々忙しくてバイトはしていられなかった」
具体的な理由は一切説明がない
後に説明が出来ないほどの重大事がアイラの身に起きていたことを知ることになるのだった。
しつこく理由を聞くのも嫌だからいつもの会話に戻した。
やはり、アイラとの会話は楽しい
久しぷりだというのに私はアイラを誘った
バイトとは言えキャバ嬢とは一線を引いていたのに誘ってみた
「今度一緒に食事でもしようか?」
私は「同伴出勤」など大嫌いだった
だからフリータイムでの誘いだ。
アイラと太陽光の下で話がしてみたかった。
話をしたいだけで他には何も考えていなかった。
アイラは答えた
「良いよ、でも午後の3時くらいなら・・・」
駄目だと思っていたのに意外な返事で驚いた
だが当然に嬉しかった。
バイトは遅い時間までするから会う時間は仕方がない。
キャバ嬢とそんな約束をするなんて思ってもいなかった
騙して何かを企んでいるアイラでないことは分かっていたが
私の心の中ではアイラとそんなデートをして良いのか?
と自問自答しいた。
不思議にも約束が成立すると、すぐにその日が待ち遠しくなる。
妙に1日が長く感じその日になるのを待つ。
長い?日が過ぎて約束の日になった。
アイラは約束通りにやってくるだろうか?
ドタキャンなんてしないだろうな・・・
そんな心配をしながら約束の時間を待つ
時間が近づくと携帯にメールが入った
アイラからだ
まさかキャンセルではないだろうな
そう思いつつメールを確認する
「もうすぐ着くよ」
私の心は浮き足立っていた。

次回、アイラの思わぬ一面・・・・

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出会いは本日お休み(>_<)

昨日ちょっとしたことでギックリ腰になった
歩くのも大変だし咳ををしても腰に響く
ギックリ腰は今回で2度目
3日もすれば具合良くなると思う
とは言っても、調子が良ければ明日続きをUPします。

人間、どこが具合悪くても駄目ですね(涙)

では、また明日・・・?

出会い (12)

アイラと出会ってからずいぶんと月日が経過した。
とれくらい経ったのかハッキリと覚えてはいない。
とにかくアイラと話していると職場復帰後のストレスが軽減される。
これだけの期間アイラと話をしていると
他の女性は目に入らなくなっていたし
他の女性では逆にストレスがたまってしまうと思った。
事実アイラが席を離れて違う子が来ても
全く興味すら持てなかった。
アイラとは「相性」が良いのは明白だ
なかなかそのような女性に出会うことはない。
毎週のように通い、店にいるのはワンセットの1時間だけ
それ以上店にいるのは止めていた。
指名が重なって話す時間が少なくてもワンセットで帰る。

毎週のように通っていたから
アイラも当然に週末には私がやってくると思っていたはず。
私も、週末が楽しみになっていた
毎週話をしていても不思議なほど全く飽きない。

ある週末になっていつものように店に行くとアイラはいなかった
仕方なくフリーで席に座る
代わり代わり女性は席に着くが
会話は全く楽しくない。
長い1時間が経過して帰宅する
ストレスはたまったままだから翌週はやたらと長く感じた
電話番号やメアドも知っていたのに確認すれば良かった。
翌週末になって確認もせず店に行くと、またもアイラがいない
試験期間でもないはずなのにどうしたのだろう?
少々心配になってきた
恋人でもないのだからそんなに心配などしなくて良いのに
何故か無性に心配になってしまった。
「やはりあれだけの女性だから恋人がいて当然か・・・」
そんなふうに思ったりしてつまらない女性とつまらない会話をして帰宅する。
帰りの車中も「なにかあったのかな?」などと思いつつ
重いアクセルを踏む。

帰宅してから電話しても留守番電話になるし
メールしても返信はない。
益々わたしの心も暗く重くなる。

会えない期間は数週間以上つづいた。
そして、忘れかけた頃突然にアイラからメールが入った
「バイトに行くよ! お店に来る?」
何の説明もなくこの1行だけだった。
なんなんだ、この女は・・・
そう思ったが心の中では嬉しく感じていた。

つづく

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出会い (11)

父が亡くなって暫く後、店に行った
「不幸」の直後なのにアイラの無神経とも思える
一言に少しばかり腹が立った。
「父が亡くなったばかりというのに(元気!)はないだろ」
そう言うとアイラは少し黙ってしまった
元々頭の切り替えの早いアイラだ
ほんの少し時間をおいて
「あの映画、おもしろかったよ
 ありがとう」
と、すぐに話の流れを変えてきた。
私は映画が好きで多くのコレクションを持っていた
その中から良さそうなものをバックアップしてあげたのだった。
「そうか、楽しんでくれたようで良かった」
気まずくなった雰囲気を見事に切り替えた
私はそんなアイラが好きになっていた。
好きになったと言っても店内での話
本気で「恋人になってほしい」とは考えていなかった。
店内で私のストレスを発散させてくれるアイラで良かった
そう考えていたのに、後に本気になってしまう私など
この時は思ってもいなかった。
アイラの切り替えの早さのおかげで
なくなった父のことはともかく楽しい時間が過ごせた

アイラの顔をよく見ると何か違っていた
化粧が以前と違っていたのだ。
以前には「そんな化粧などするな」
私はそう言っていたが
若いアイラにはキャバ嬢らしい化粧など
必要がないくらいに感じていた
だが、上手な化粧だと以前にも増してチャーミングに見えた。
「化粧が上手くなったね?!」
「店にメイクさんがいるから手ほどきしてもらったの」
「そうか、でもあまり厚化粧しないようにね」
 ねえアイラ、今度時間があったら映画でも見に行こうか?」
試しに誘ってみた
「休みの日は起きるの遅いんだ・・・」
バイトとは言え遅くまで仕事をしていると
起きるのが遅くなるのは当然だ
「まぁ、時間が作れたらで良いよ」
そんな会話をしたりして時間が過ぎていった。
父が亡くなった後だったが
気分良く自宅に向かうことが出来た。


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出会 (10)

アイラと話をしていると
本当に時間が短く感じる
それだけ「相性」が良いのかもしれない
キャバ嬢だけれど学生だ
本業は「お勉強」
私は若くもないごく普通のサラリーマン
年の差もあるが会話はエンドレス状態だ
なぜこんなにも話が合うのか不思議だった
出会った場所はキャバクラだが
実際にはこのような場所でなければ会話を交わすこともなかっただろう。
店内にはスタイル抜群の女性などもいたが
私の目にはアイラしか入ってこない。
アイラとは店内だけの関係だ
店に行った時から「キャバ嬢」を恋人にしようなどとは思ってもいなかった。
だが、心の隅では「こんな女性が恋人なら・・・」
そう感じ始めている私がいた。
しかし、しばらく前からだが
私の父は癌があった
抗癌剤治療をしたりしていたがついに入院してしまった。
高齢だったから進行が遅かったのかもしれない。
それからは毎日母を病院に連れて行ったりして
私自身も時間的余裕がなくなっていた。
毎日病院に行き、1ヶ月も経過したとき
父は早朝に旅立って行った。
葬儀等が忙しくアイラには「父が亡くなった」とメールしておいた。
落ち着くまでにはある程度の時間が必要だった。

その後しばらくして、やっと週末店に行ける時間がとれた。
少々久しぶりの店、アイラはいるだろうか?
気晴らしも兼ねて店に入る
アイラはバイトしているようで
久しぶりに話が出来る
やってきたアイラは
私の顔を見るなり「は~い、元気!?」と一言
父が亡くなって間もないことを知っているはずなのに・・・。
その一言で、少々口喧嘩のようになってしまい
心の中で「まずいな」と思った。

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出会 (9)

アイラと出会ってからは週末の楽しみが1つ出来た
病気のおかげで趣味は総て止めていたし
することと言えばせいぜい映画を見に行くか
レンタルビデオを借りるくらいだった。
アイラはバイトとは言え「夜の蝶」
本気で好きになるわけにはゆかない。
だが、平日のストレス発散のためにも
週末にはアイラに会いに行くのが楽しみになっていた。
私は若くもないから「恋」など求めてもいなかったし
諦めていたと言う方が正しかった。

いつも店に行くと本当に細身なのに声は大きく元気なアイラ
好きになっては駄目だと己に言い聞かせていたが好意は抱いていた。
それだけ元気で明るく聡明なアイラだから
当然に他の指名客もいる。
私はそのようなことは気にしていなかったが
少し「家族」のことを聞いてみた
どうやら妹が一人いるようで
両親はごく普通の会社員らしい
一般的な家庭といえるようだ。
ついでにもう一つ聞いてみた
「もしアイラと私が恋人になり子供が出来て・・・
 でも、私は若くないし病気持ちだから
 私は早く天国に行くことになるね
 どう思う?」
するとアイラは即座に返答してきた
「大丈夫、子供がいれば・・・」と。
何だ、私のことなどどうでもよく
子供さえいれば良いだけなんだ。
試しに聞いてみただけだが
少々ショックだったのは言うまでもない。
やはり女性は「子供」が大事なんだな。

そのような現実的にはあり得ないような話をして楽しい時間を過ごした。
そして、どんなに沢山話をしても尽きることはなく
次から次へと楽しく話をする
アイラとなら時はあっという間に過ぎてゆく。
だが、そんな楽しい一時も
いつまでも続けていられない出来事が私を待っていた。

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出会 (8)

しばらくの間、何の連絡もなく
突然海に行ってきたとメールがあった
アイラは「突然」が好きなようだw

週末店に行くと久しぶりにアイラはバイトしていた。
「どこに行って何をしていたんだよ!」

「試験が終わったから沖縄に行ってきた」とアイラ。
「ったく、行くなら行く前にメールぐらいしてくれよ」
そう言ったが、久しぶりに会えたので怒りなどは完全に消えていた。

が、久しぶりに見るアイラは少し違って見える
よく見ると何か化粧が変なのだ
店内は結構明るいからよく分かる
「何だよその化粧、そんな化粧などしなくて前の自然に近い方がずっと良い」
そう言うとアイラは少し黙っていた。

そして以前のように楽しく話をしているとアイラは
「私、子供の頃はカナダにいたんだ・・・」と言う
「ふぅ~ん、そうなんだ
 じゃあ医学部に入るときは英語で点数を稼いだんだ」
と言うと、またも少しの間アイラは黙ってしまった。
しかし、私がこの時に言った2つの言葉をアイラは
半年以上の長い間、ずっと忘れずに心にしまっていたことなど
私はそのときには全く思ってもいなかった。
受け取りようによっては「いじめ言葉」かもしれないが
私は、自然に近い薄化粧が好きだったし
「医学部」などの学部など全く気にもしていなかった。
だが、アイラ本人はそうでもなかったようだ。

心から好きになってはいけないキャバ嬢
友人と会ったときにも
「あの店には、そんな女性がいるんだ
 マジで本当なのかな?」などと話をしていたが
そのときには私の心に
」が芽生え始めていたことを
私自身もまだ気がつかないでいた。

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出会 (7)

桜

桜は毎年見ていても不思議と飽きない。
咲いている時間が短いからだろうか・・・。

「出会」って何なのだろう
「運命の出会」と感じるときはどんなとき?
私なりに思うことは
求めずして出会い、己の人生観を変えることとなるような・・・
そんな強烈に感じる相手との出会いではないだろうか。
何らかのテクニックを駆使したりして出会って良い仲になることではないと思う。
疑似恋愛ならそれでよいだろうが、心の中に深く刻まれることはないと感じる。
肉体を求めるだけならお金とテクニックを使えばよい。
アイラとの出会いは私にとってすごく強烈な出会となった。
こんな出会いってあるんだとそう感じ
ただ単に「キャバ嬢」との出会ではない
私とアイラの出会の物語
死に損ないの私と若くて聡明なアイラとの物語だ。

元々私は飲まないし、キャバクラに行って
「彼女」探しでもなどと言う気持ちは全くなかった
「夜の蝶」と深く付き合おうなんて気持ちもないし
お金や労力の無駄だと思っていた。
彼女らとお喋りしてストレス発散が出来れば良かっただけだ。
大きな病気になり、長期休職後復帰して
久しぶりキャバクラでたまたまアイラと出会った。
彼女との会話はストレス発散にはもってこいだし
突然の話にも驚くがとても楽しく感じるものだった。
毎日仕事に行き週末になるのが楽しみになっていた。
週に一度だけだから金銭的な負担も大きくない
初めて会ってから数週間も過ぎて
軽い足取りで階段を上がり店に入った。
するとスタッフが「アイラさんはお休みです」と言う。
とてもガッカリしたがアイラに代わる女性などいると思わないから
フリーで時間をつぶす。
やはり違う女性と話していても全く楽しくない
そればかりか「お金の無駄遣い」にしか感じられない。
時間になったので帰宅することにした。
帰りの車中「所詮、学生のバイトだよな・・・」
そう思いながら運転する車のハンドルがやたらと重く感じられた。
長い1週間が過ぎ週末になった
ところが、またもやアイラは休みだった。
学生だからバイトを辞めたのかな・・・と思うと
不思議と日々は暗いものになり
店ではフリーの状態が長く続いた。
アイラのことを忘れかけていた時
私の携帯にメールが飛び込んできた
「誰だろう?」
確認するとアイラからだった
海の写真付きメールで「何処か分かる?」と・・・
「こんな小さな写真で分かるわけないだろ!」
と、心の中で思いつつも嬉しさでストレスは吹っ飛んでいた。

出会 (6)

職場復帰してそう長い時間は経過していない。
2ヶ月ほど経っても体調が良くなるわけでもなかった。
と言うより、良くなるのではなく、いつ体調が崩れるのかが不安だった。
手術していないから、いつかは・・・との思いもあったし
事実、「今日は絶好調」なんて感じる日は1日もなかった。
そんな状況だから月曜から金曜までがやたらと長く感じる。
木曜日になると「明日は金曜だ、また行ってみようかな」
そう思うと少しは仕事する気になれる。

金曜になり夕方が近づくと不思議と気持ちだけは軽くなった。
残業など出来る身体でもないから時間が来れば帰宅した。
さっと夕食を済ませ風呂に入りキャバクラに向けて車を走らすw
店に付き、階段を上がって店内に入る
早い時間なので客は殆どいない。
「ご指名は?」と聞かれアイラを呼んでもらう。
アイラが私の席にやってきた
相変わらずの細身だ。
アイラと話をしているととにかく楽しかった。
ストレスを忘れていられる。
意外とそんな相性の良い相手はそういるものではない。
相変わらず、暗い私ではあったがよく話し合いになってくれていた。
しばらくするとアイラはスタッフに呼ばれて少し席を離れ
少しするとすぐに戻ってきた。
そして、突然に言い出した
「二十歳まで生きられないかも、と言われたけれどもう二十歳だよ」
そして
「私も毎日薬を12錠飲んでいるの・・・
 店には言わない方が良いかな?」と。
私はまた突然になんなのだ!?
そう感じだが「病気の私には話しても良いけど
 スタッフや周りの女性には話さない方が良いと思うよ」と返事を返した。
大体、先週からだが突然の台詞にいつも驚かされてしまう。
細身なのにとても元気なアイラだ
何が「薬を飲んでいる」なんだよ・・・まったく冗談だろ。
この時は何故薬を飲んでいるのかは聞かなかった
だが、この話の内容については後日明らかになるのだった。

出会 (5)

今回の病気での入院は実際には2度だった。
2度目は手術の予約がしてあったが
直前検査の結果、わずか3日で退院
医師の話だと急に変化が見られたので手術はキャンセルします
そう言われ、退院時には発病時から5年~10年経過の間にリスクが高まる
そんな説明をされて、それで良いのかどうなのかさっぱり分からなかったが
とにかく病院から出られることは嬉しかった。
そのような状況の後、長期休職後に復職。
休職中はストレスになることが嫌で新聞は読まない
TVのニュースも殆ど見ない、そんな生活をしていた。
その反動なのか職場復帰したら、ストレスの大きさにまいってしまっていた。
そして、お酒も飲まないのに週末はキャバクラに通い始めた。
全く期待もしていなかったのに好みのタイプの子に会うことができた。
傍から見れば病気のおかげで顔は青白く元気が無く冴えない男
そして、この世の終わりのような顔をした男に見えたことだろう。
実際に私は「再度この病気が悪化したら死んでも仕方がない」そう思っていた。
キャバクラに通い始めて3度目の頃彼女(今後はアイラと呼ぶ)は突然に話し始めた
「私、医学部に通っているの」
突然にそう言われ驚いた。
普通なら「私学生で、ここはバイトなんだ」くらいのはず。
まして、こちらから聞いてもいないのに突然に・・・だ。
実際には、急にそんな話をされ心の中では「嘘だろ!」などと思いつつ
「じゃあ、このあたりだと早慶大学?
「私が入院した付属病院の大学だね!?」
もし、事実だとすればアイラが電話してきて私の病気について
一生懸命に説いていた理由がハッキリしたことになる。
そのような会話をしたりして
職場のことは忘れて短い時間を過ごした。
とにかくアイラと話をしていると事実かどうかは別としても
会話のテンポも良く1時間など、あっという間に過ぎ去っていた。
チェックして帰ろうとすると
細い声だけれど明るく元気に「気をつけて帰ってね!」
とアイラの声が私の背中に響いた。
帰りの車中、私はストレスも忘れ去り気分良く車を走らせていた。

 つづく (翌週末もアイラから突然の話が・・・)

テーマ : 恋愛・出会い - ジャンル : 恋愛

出会 (4)

病気になって、意識はもうろうとしていた
しばらくして意識が徐々にはっきりしてきた。
当初の入院は3週間ほど
その後は自宅療養となったが
退院時には医師から「この病気になるには早すぎるね」
そう言われたがなってしまったものはどうしようもない。
退院した頃にはどうにか動かなくなった両足も
酷く違和感があるものの歩ける状態になっていた。
少し歩くと両膝から崩れ落ちそうになったりしたがどうにか歩けた。
そんな状態で2年近くの休職。
職場復帰したら、後輩は上になっているし
残業など出来る状態でもなかった。
血液は相変わらず逆流しているように感じられ
おかげで頭もまともではないようにも感じるし
ストレスは増すばかりだった。

そんな状況の時に行ったキャバクラ
ウーロン茶しか飲まないが、たまたま出会った細身の彼女
病気でひどく暗い私を見て彼女は言う
「精神的に健康なら身体の病気も良くなると思うよ」と。
私は心の中で「馬鹿を言うなよ」と思いつつも
「そうだね、TVでも癌だった人が自然に治ったって話も聞いたしね」
そんな会話をし、楽しい一時を過ごし
そして、「電話番号教えて」と聞かれ番号を教えた。

その後、3日もすると彼女から電話が来た
「病気はね、明るい気持ち・幸せな心でいればだんだん良くなるよ」
細身の彼女の声は細く優しく聞こえたが、何か一生懸命に病気のことを説く
私は「新手の(おいでコール)なのか?」そう思ったほどだった。
どちらにしても平日に店に行けるはずもなかった。
私は彼女を気に入ってはいたが
若くもなく病気持ちの男とキャバ嬢だ
「所詮狐と狸の化かし合い」だ。
心の中ではそう思っていたが
この時、私の心の隅に「恋」が芽生え始めていたことは
本人の私でも全く気がついていなかった。

   つづく

テーマ : 最後の恋 - ジャンル : 恋愛

出会 (3)

本当に病気は嫌だ
大嫌いでも突然にやってくる。
病院も、お見舞い程度ならともかく
入院などするものではない、まるで監獄だ。

私の病気はドリフの「加藤茶」と同じだ
彼は大病院で手術をして成功し
46歳も年下の女性と結婚。
私はと言うと、ハイリスクのため主治医が手術をためらった。
おかげでというか、2年近くも休職する羽目になった。
流石にこの時間は長かった。
職場復帰するのも苦労だった。

久しぶりの職場はストレスの固まりに感じ
1日が異常に長く感じられ
「私の職場はこんな状態だったのか・・・」
そう毎日感じ、週末がやってくるのが待ち遠しかった。

週末になっても身体は以前のままで壊れたままだ。
ひどくストレスを感じていたが
どこと言って、発散する場所も思いつかない
1ヶ月近く週末はレンタルビデオを見て過ごした。
そして、ある週末にふと「以前いったことのある店に行ってみよう」
そう考えた私は、車を走らせ久しぶりに店内へと階段を上がった。
私はアルコールは飲まないので車でも問題ない。
久しぶりの店はキャバクラだ。
お喋りしてストレスが減るのならそれで良かった。
自動ドアが開いて「いらっしゃいませ」と声が聞こえた。
久しぶりに聞く台詞だ。
店員は「どなたか指名は・・・」と聞くが
久しぶりの私は誰も知らない。
「ではフリーで良いですね」と店員は言い
1人目の女性が席に着いた
たわいもない会話をしばらくしていると2人目の女性が来た。
見れば細身で若く私好みではあった。
横に座った彼女を間近で見ると本当に細身
壊れてしまいそうなくらいに細い
「マジで細いねえ~」と言うと
「でも、おっぱいあるよ」と彼女は即座に答えた。
まさか後にこの女性が私の心を変える運命の女性になろうとは・・・

      つづく

出会 (2)

私はごく普通のサラリーマン
色々趣味も持っている。
テニスをしたり映画を観たり・・・
また、ラジコンの飛行機を飛ばすのも好きだ
ラジコン飛行機は30機以上作成し飛ばした。

いつものように仕事に行き
特に変わったこともなく一日が過ぎていった
「じゃあ、また明日」
そう言って職場をあとにする。
一晩眠りまた朝がやってきた
いつもと変わらない朝食
でも、何かが違うように感じられた
食事も終わった頃にその違いは徐々に大きく感じられた
「何か身体も重いし変だな」
そう感じた私は仕事を休むことにした。
職場に電話して休むことを伝え
「部屋でゆっくり休めば良くなるだろう」
そう思って部屋に行き、再度ベッドで横になろうとした
と、その時だった
身体の異常は急激に変化し、背中を強く蹴飛ばされるような感覚があり
両膝から崩れ落ちてしまった
一瞬「死ぬ」と思った時間
だが、ここで死ぬわけにはいかない
動かない身体を両腕で引きずり救急車を呼ぶ。
救急隊員が到着するまで時間はやたらと長く感じた。
病院に到着するまでの記憶は殆どない。
まさかこの時はに、これから長期間休職する羽目になろうとは思ってもいなかったし
そして、その後に訪れる「運命的な出会い」に
出会うなどとは夢にも思っていなかった。

    つづく

出会 (1)

出会いとは・・・

女性(ヒト)との出会いって、どんなとき?
求め歩いて声をかける・・・
職場などで近くにいる女性に声をかける・・・
趣味やサークルで知り合った女性を誘う・・・
イケメンなら逆ナンパを待つ・・・
色んなケースがあるだろう
でも、実際の「出会い」のきっかけそんなことではないと思う。
求めていない時、機体も何もしていない時
そんなときこそ、運命定期な出会いがあるのではないだろうか
いずれにしても「行動」していなければ何も得られない
家にこもっていたって出会いがあるはずはない
また、闇雲に行動したって中々出会いに遭遇しない
そう、「捜し物を探すのを止めた時に見つかる」
不思議だよね。
私はアルコールは殆ど飲まない
でも、映画は大好き
そんな全く格好良くもなくさえない男の私が
運命的な出会い」に出会った。
自身の心を変えてくれるような出会いだ。
そんな出会いを書いていこうと思う。

仕事を辞めたので暇になった・・・
そう思っていたら、以外と暇は少ないことに気がついた。
辞める前には、あれをやったり、これをやったり・・・と
色々考えていたが、案外と出来ないでいる。
好きな映画館にも行っていないし
思ったほど行動が出来ていない。

時間が空いたときにふとしばらく前の出来事を思い出す。
以前は映画や小説でもないのだから
「運命の出会い」なんてあるとは思っていなかった。
でも、今までの人生で一度そんな出会いがあった。
皆にはそんな経験はあるだろうか?
おそらく、そのように感じられた出会いを経験した人は意外と少ないと思う。

次回からそんな素敵な出会いについて書いていく予定。

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